起立性調節障害

「ピンチがチャンス。今回の様な経験をしたことで、私たち家族全員が生活を見直す事が出来ました。そして以前より家族の絆が深まった気がします」

 

どのようなことでお悩みでしたか?

中二の娘が6月に臨海学習として1泊2日で下田に行き、帰宅後から全身倦怠館と頭痛、立ちくらみが始まりました。

その後は夜眠れない、朝起きられない、腹痛や下痢、発刊、などの症状が3ヶ月続きました。特に暑い日が酷く、夕方から夜に治まるという傾向でした。

一番心配で、辛かったのは学校へ行けなくなった事でした。
症状が出た翌日、脳神経外科を受診すると「偏頭痛」と言われ内服薬が処方されました。
翌週、症状は頭痛だけでないので別の脳神経外科を受診すると「起立性調節障害」と言われ、血圧をあげる内服薬を処方されました。そこで初めて「起立性調節障害」という病名を聞きました。

症状が出て10日後、しんしんで施術をしていただきました。その前に相澤先生からアドバイスを頂き、私も違うと思っていたので思い切って処方されていた内服は止めていました。

「薬に頼らず、Mちゃんの力を信じて、10回施術してみたら変わってくると思います。」と相澤先生はおっしゃいました。

同時に以前から気になっていた歯の噛み合わせも歯科で確認して貰いました。娘は5年生から矯正をしていましたが、その時は器具も外れて、取り外しが出来るリテーナーを使った最終段階に入っていました。体のバランスを見てもらうと、体軸が左にずれ立っている間ずっとゆらゆらといびつな円を描いている状態。まともに立っていられるはずもないのが、一目でわかりました。歯科医によれば、右奥歯が一本ずつ生えていず、噛み合わせが悪くなっているために出ている症状だとのことでした。

試しにその場所に綿球を噛ませて立つと、揺れは収まり娘も私も驚く程でした。解決策として、マウスピースを入れることを勧められました。結局しんしんで施術を始めてから2ヶ月後にマウスピースを入れました。また、マウスピースを入れるまでの2ヶ月間、体のゆがみを治すために腱引きにも通いました。脳神経外科や信頼している小児科の先生からは、「薬を飲まないと治らない、整体や腱引きで病気が治るなら医者は要らない」と言われました。でも、娘も私も相澤先生の言葉を信じようと決めました。

2ヶ月過ぎる頃には、がちがちに硬くなっていた首回りや顎、頭までが柔らかくなり、顔も小さくなり少ししか開かなかった口が大きく開くようになりました。内側に入り込んだ仙骨も定位置に戻りました。症状は良い日と悪い日を繰り返しながらも、少しずつ少しずつ回復に向かい学校に行ける日も増えました。そのタイミングでマウスピースを装着しました。最初は症状が重く出たり、歯から顎、こめかみから頭が痛んだりしましたが、数日ほどで慣れその後は涼しくなってきた気候も手伝って、症状の回復に加速が付きました。

しんしんで施術をうけていかがでしたか?、また受けた後は心や身体にどのような変化がありましたか?

病院で診断されて不安でいっぱいだった時に、相澤先生とお会いしました。穏やかに話を聞いて頂き、焦る私の気持ちも娘の不安も吹き飛びました。

3ヶ月の間、イライラすることも多かった娘も、施術と先生とお話することを楽しみにしていました。正直、初めは半信半疑でしたし、良いと思われることはどんな事でもやってみたいからという気持ちでした。5回目くらいまでは症状が強い時期で毎日が必死で、何となく良いかもくらいの実感だったと思います。

それ以降は、いろいろが良い方向に動き出し気持ちも前向きになって来ました。10回施術すれば何かが変わるという先生の言葉だけをただ信じていました。そして、10回目。3ヶ月前が嘘のように目標としていた学校生活に戻っていました。それまで甘い物や炭酸飲料を好んでいましたが、自然と口にしなくなり「あんなに好きだったのに全然食べたいと思わない」と本人も驚いています。

今までの体のSOSを見ないふりをして頑張って来た娘も、そんな娘をサポートしてきた家族も、体の声を聞き「疲れたら休むこと」を合い言葉に生活するように心がけています。

しんしんの良さを教えてください

起立性調節障害など自律神経のアンバランスから起こる症状の緩和や回復には、薬や手術などのいわゆる西洋医学では治せないものもあると思っていました。そんな時、相澤先生の一言一言が腑に落ちました。出口が見えず何をどうすれば良いのかも解らず、不安だらけだった私たち親子を「焦らなくて良い。大丈夫。絶対良くなる。これは家族全員の成長の時ですよ。」と導いてくださった相澤先生に感謝しきれません。

しんしんの良さは、起立性調節障害の症例を数多く見ていることです。そしてその人だけでなくその家族も生活や考え方を見直すきっかけを与えてくれます。ピンチがチャンス。今回の様な経験をしたことで、私たち家族全員が生活を見直す事が出来ました。そして以前より家族の絆が深まった気がします。

同じようにお悩みの方へ一言お願いします

自律神経のアンバランスなど、病気ではないけど辛い症状はなかなか周りには理解されず苦しんでいる方も多いと思います。ネットで調べると情報がたくさん出てきて、不安が増すばかりで何を信じて良いのか分からなくなってしまいます。

私たち親子もそうでした。

だからまず病院へ行きました。病院では症状を取るための薬を飲むように言われ、学校へ行けないというと心療内科へ行くように勧められました。娘を見ていて、その方法ではないと思いましたし、娘もこれ以上病院へは行きたくないと言いました。そして施術10回でも改善しなかったら、病院へ行こうと決め薬を一切やめました。

あの時、薬を飲みながら家で寝ている方を選んでいたら、体のゆがみもそのままで今頃学校へ復帰出来ていたかわかりません。3ヶ月は短くは無かったですが、急がば回れで、結果順調に回復出来たと思います。

人それぞれ違うので、娘と同じ方法が皆さんに良いかは分りませんが、悩んでいる方がいたらまず10回施術することをお勧めします。

※免責事項:こちらに掲載された事例やお客様の体験談は、個人の感想や成果によるものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には個人差があります。

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