こんにちは!しんしん相澤です。
皆さんは、パニックの発作が起こる時、
頭の中に、どのようなことを浮かべていますか?
「そんなこと覚えてない!」
という方もいるかも知れませんし、
「あの場面を思い出す。。」
という方もいるかも知れません。
また、
「そんなことを言われると、あの時のことを思い出して、具合が悪くなる」
という方も少なくないかも知れません。
パニックの発作が起こる時、
ほぼ、このような
「あの時の場面」
を、記憶の中で、再び再生している、という状態です。
つまり、「過去の記憶」を参考にして、発作を起こす場合が多いです。
そんな時、あなたは、記憶の中で「過去の記憶」を、
あたかも、今この瞬間に、リアルに『体験』しているような感覚がありませんか?
そんな時は、こんなことをやってみてください。
まず、そのリアルな記憶が、映像だったら、「一時停止」してみてください。
その一時停止した写真は、
「あなた目線(体験している)写真」
でしょうか?
その場合、
「自分が写っている写真」
の状態に、変えてみてください。
さらにそれを、白黒写真にして、少し遠くに離して、眺めてみてください。
つまり、
自分が体験している記憶
から
自分が眺めている記憶
に変えるとういうことです。
例えば、車で運転している記憶だったとします。
自分が運転していて、フロントガラスや、ハンドルを握る自分の手が見えたり、前方の車が見えたりします。(体験している記憶)
それを
自分の左側の「歩道」から、自分の車、助手席に乗っている友人、運転している自分、を眺めてみる。(自分を見ている記憶)
という具合です。
その時、
身体の緊張が抜ける、具合が悪くなったのが緩和する
という感覚を得たら、しめたものです!
思い出すと、強い発作が出る可能性があると思われる方は、
無理しないでくださいね。
もちろん緊張の強い場合や、
強い感情体験を伴う記憶の場合、難しい場合があります。
そんな時は、遠慮なく当サロンにご相談くださいませ!